- 葭始めて生ず(あしはじめてしょうず)葦が芽を吹き始める-
-土脈潤い起こる(どみゃくうるおいおこる)早春の暖かな雨が降り注ぎ、大地がうるおいめざめるころ-
-閉塞空冬(そらさむくふゆとなる)-
-残映(ざんえい)夕焼け、夕映え。消えたものの名残り。物事が終わったあともその事を思い出せるものが残っていること。-
Jean-Philippe Collard-NevenMoon River-そこに ただ佇んでいるだけの私宵の色にぼやけて沈む川の水淡月にささやかなぬくもりを求めた
-金盞香し(きんせんこうばし)水仙の花が咲き、かぐわしい香りが漂うころ-
- 地始めて凍る(ちはじめてこおる)大地が凍り始めるころ-
-山茶始めて開く(つばきはじめてひらく)山茶花の花が咲き始めるころ_
-楓蔦黄なり(もみじつたきなり)紅葉や蔦が色づくころ-
-霎時施す(しぐれときどきほどこす)時雨が降るようになるころ-
- 霜始めて降る(しもはじめてふる)霜が初めて降りるころ。-
-蟋蟀戸に在り(きりぎりす とにあり)きりぎりすが、戸口で鳴くころ-