拙くて、不鮮明で。でもきっと、あのときの私が綴っていた言葉から感じる仄かなぬくもりは今の自分を支えてくれる。
-処暑暑さが和らぐころ-
いつのまにかこのページを書き始めてから1年が経っている。
- 葭始めて生ず(あしはじめてしょうず)葦が芽を吹き始める-
𓆱
-閉塞空冬(そらさむくふゆとなる)-
-残映(ざんえい)夕焼け、夕映え。消えたものの名残り。物事が終わったあともその事を思い出せるものが残っていること。-
Jean-Philippe Collard-NevenMoon River-そこに ただ佇んでいるだけの私宵の色にぼやけて沈む川の水淡月にささやかなぬくもりを求めた
-金盞香し(きんせんこうばし)水仙の花が咲き、かぐわしい香りが漂うころ-
-蟋蟀戸に在り(きりぎりす とにあり)きりぎりすが、戸口で鳴くころ-
-菊花開く(きっかひらく)菊の花が咲きはじめるころ-
-鴻雁来たる(がんきたる)雁が北から渡ってくるころ-